話を聞く能力

人の話をよく聞きましょうというのは、小学生のころから教えられるような社会のルールのひとつですので、そんな話を聞いたことがないという人はあまりいないでしょうし、実際、仕事のできる人であれば、人の話を聞くのが非常に上手だという人はたくさんいます。でも、ここで一つ不思議なことがあるんです。

ふだん、上司や仕事仲間の話に注意深く耳を傾け、的確に要点をまとめ、非常にてきぱきと仕事をこなせる人が、女性相手に話を聞くことになったとたん、話を聞く能力が発揮できなくなるということが起こりえるのです。どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか。尊の秘密は、男女間における脳の仕組みの違いにあります。間違っても、男女どちらかの脳が優れているという話ではないので、くれぐれも勘違いしないでください。

一般的に言って、男性の脳は他人の話を聞くとき、話が展開するプロセスではなく、人の話が結果としてどういう結論に達するのかということに重点を置いて話を聞きます。

そのため、事務的な問題解決が素早く行えるのがメリットで、その反面、感情的な部分にまで考えが及ばないため、女性の話を聞く際には、相手の話の細部の脱線や、延々と続く愚痴などにつかれてしまい、結論や重要な論点の見えない会話につかれてしまいます。

ところが多くの女性は、男性のように話に結論を求めるよりも、話をするプロセスそのものを楽しむことを重要視するため、結論が出ないままに長引く話であっても、心の底からおしゃべりを楽しむことができるのです。女性の話を上手に聞いてあげることで、男性の懐の深さが試されますよ。

2011年10月12日

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